あっちょんぶりけ

日々の幸せ、心のささくれ、外国語の勉強、レイキなどなど。

松任谷由実 Nobody Else

今夜は酔ってまして、なぜだかこの曲を思い出しました。

この曲はかの有名な「リフレインが叫んでる」が収録された

こちらのアルバムに入っていました。

“Delight Slight Light Kiss ”

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このアルバムが出たのは…1980年代後半。

私は後追いで友人から借りて聴きました。

 

この曲の歌詞で個人的に刺さるのはイントロ&最初の歌詞。

「通り雨 全てがあなたに 見えてしまう街は どこまで続くの」。

例えば山崎まさよしの「One more time One more chance」の

「いつでも捜しているよ どっかに君の破片を

旅先の店 新聞の隅 こんなとこにあるはずもないのに」や

スガシカオの「プラネタリウム」の

「風にゆれてる風俗のポスター 一瞬君に見えた

(中略)

濡れた まち金のビラの女の子 少し君に似てた」と、

同義だと解釈しています、勝手に。

いや、ユーミンちゃんが先駆者、当然でしょ(笑)

思いが残っている相手がいると、遠く離れた街にいても

全然関係ないモノでも、もう何でもかんでも

その人の姿を重ねてしまう。

ポスターの風俗嬢にすら共通点を見出して

好きだったあの子に似てるな、と思ってしまう。

それくらい、まだ、その人のことが頭を離れない…

そんな感じ。

 

アルバムの中の一曲に過ぎなかったこの曲は

Shangrila IIのライブで素敵なSHOWに昇華していて、

それがまた感慨深かった。

 

小学生の頃からユーミンちゃんの歌詞や歌の雰囲気が好きだったけど、

大人になりライブに行ってみて、

ユーミンちゃんは指先まで美しい!と感動したのでした。

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そしてトランポリンの素敵な舞で

未練の塊のようなこの歌はSHOWの一部になったのですよ。

(えぇ、酔ってますとも)

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是非、動画で見てください。イントロから美しいです。

ちなみに、このイントロ、私の心の琴線に触れやすいらしく、

気を抜いてるとボロッボロに泣いてしまいますw

このアルバムの収録曲はもちろん、

ユーミンちゃんはアルバムの中の一曲を

何年も経った後のライブで素敵なSHOWにしてくれる。

そこで曲の印象がガラッと変わったりもします。

昔から好きでいてよかった♡と思う瞬間でもあります。

 

私が酔って歌を歌う時は、大概次の日二日酔い。

明日、大丈夫かな〜(笑)

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Nobody Else  作詞作曲:松任谷由実

 

通り雨
全てがあなたに見えてしまう街は
どこまで続くの
バッグを抱きしめて 濡れながら走るのよ
込み上げるような懐かしさをふり切って
Nobody else あれほど愛せない
No, no, no, no, no, no
長い苦しみをあなたは知らない


通り雨
黄昏誘って沈んでゆく街に
あふれる人の波
髪をふきながら ホームで待ってるのよ
未練な私を慌ただしくつれ去って
Nobody else 救ってくれない
No, no, no, no, no, no
激しい傷みをあなたは知らない

あれほど愛せない
No, no, no, no, no, no