あっちょんぶりけ

日々の幸せ、心のささくれ、外国語の勉強、レイキなどなど。

「ご愁傷様です」が言えない

昨日 友人にラインをしたら

「実は義理の母が亡くなって、昨日お葬式だったの。

落ち着いたら改めて連絡するね」との返信。

 

それに対する返信で言葉に詰まってしまった。

「ご愁傷様です」でいいのかしら、この場合…?と。

 

友人は私にとっては数少ない腹を割って話せる存在。

だから他人行儀な言葉は必要ないけど礼儀はかきたくない。

友人と義理のお母さんは

そこまで親密な間柄ではないと知っていたし、

以前話を聞いたことがあり

「急なこと」でもない、と知っていた。

 

……いや、違うな。

そういう状況的な理由ではなく、

自分の気持ちとして

「ご愁傷様です」が使えない。

この言葉に自分の気持ちを乗せられる気がしない。

使い慣れていないから、

皮肉的な意味で使った経験の方が多いから、

本来の場面で使うことにものすごく抵抗がある。

「自分の言葉」になってないから、

その「上っ面感」がとてもイヤ。

 

もういい大人なのに…と思いつつも

思えば親戚以外の葬儀や通夜に参列した経験が

大人になってから2回しかない。

 

はてさてどうしたものか…と悩み、

でも調べる時間もなかったので

「ご愁傷様です」という言葉は使わずに

別の言葉で気持ちを伝えた。

 

改めてネットで調べたら、

私のように感じる人は少なくないらしい。

メールや携帯のメッセージで「ご愁傷様です」を使うのは

不向きと書いているサイトもあった。

で、見つけた「これなら私でも使える」と思った表現。

「お悔やみ申し上げます」。

 

「ご愁傷様です」を「使い慣れる」のはあまり喜ばしいことではないし、

うん、次回からは「お悔み…」を使おう。