David Bowie 曲への入り口
先日この記事で映画Labyrinthをみて
David Bowieに一目惚れしたと書いた。
で、その小学校高学年の当時から
今に至るまでDavid Bowieが大好きだ。
ビジュアルの入り口はLabyrinthだった。
声を好きになったのもあの映画だと思う。
ただ歌手として興味を持ったきっかけはユーミンのラジオだった。
中学生の頃、毎週日曜夕方のユーミンのFMラジオ、
(土曜のユーミンのオールナイト・ニッポンも聞いていた)
当時の番組では視聴者からの恋愛相談もありつつ、
多分、毎週1人(1組)ミュージシャンを特集していたんだと思う。
その中にDavid Bowieの週があった。
ラジオで曲の部分だけカセットテープに録音することにハマっていたので
その週のDavid Bowieの曲も録音した。
私の記憶が確かなら、その時ユーミンが紹介してくれたのは
Modern Love/ China Girl/ Youg Americansの3曲だったと思う。
Young Americansの曲紹介でユーミンが「ヘタウマなサックス」と言っていて
そこで「ヘタウマ」という言葉を知り、
David Bowieがサックスを演奏することを知った。
田舎の女子学生だったので、
中学生でも分かるシンプルな曲名、
あまり縁のないサックスという楽器、
Modern という言葉の響き等々を入り口にしてどんどんハマっていった。
…とはいえ、自分でCDを買うことは滅多に出来なかったので、
CDショップに通ってたくさん並んでいる彼のアルバムの
ジャケット写真を見て惚れ惚れし、
家ではラジオから録音した3曲を何度も何度も聴き、
洋楽を流すことが多いラジオ番組も聴くようになり、
録音用のカセットテープをスタンバイしてラジカセにかじりつき
David Bowieの曲がかかるのを待っていた。
David Bowieの昔の曲の大半はそうやってラジオで知った。
世間知らずな中学生にとっては刺激強めな噂も耳にしたけど、
そういう異質っぷりが全て魅力だった。
大学生になり、念願の一人暮らしを始め、
親からの仕送りを使って、
それまで眺めるだけだったCDを思う存分買い漁った。
部屋のあちこちにCDを飾った。
今日のBGMはデビ様一択だな。