「殺処分」という言葉に思う…
豚コレラがニュースになっていますね。
殺処分が始まった、と聞きました。
こういう時の「#万匹を殺処分」という言葉を聞くと
なんともたまらない気持ちになります。
今日聞いたポッドキャストのニュースでは
「人間には感染しない、感染した豚の肉を食べても問題ない」と言っていて、
じゃぁなんで何万匹も殺処分しなきゃいけないの?と疑問に思い検索。
こちら↓農水省のサイトから。
これによると「強い伝染力と高い致死率が特徴」「治療法がない」。
そのままだと他の養豚場にも広がる一方だから、殺処分しか方法がない、
ということなのかな、と解釈。
専門家ではないのでその方法の是非とかは別として。
コレを人間に置き換えたら…と思うと怖くなります。
例えば「強い伝染力と高い致死率が特徴」で「治療法がない」、
そういうインフルエンザが発生したとして、
今だったら「学級閉鎖」「5日間停止」で対応しているけど、
それが「その学校に所属している人とか学校の周囲#km以内の居住者は
全員殺処分」って事になるわけで……
ニュースのアナウンサーさんはあくまで伝えるのが仕事なので
淡々とニュースを読み上げるのだけど、その事に異論はないんです。
ただ、そう言うニュースを聞くたびに
なんか今、物凄いことをサラッと言ったなぁ…と少しザワザワします。
…病気で殺処分される数と食用に命を奪われる数…とか思うと
ずいぶん身勝手な意見なのでしょうけれど。