あっちょんぶりけ

日々の幸せ、心のささくれ、外国語の勉強、レイキなどなど。

偶然の積み重ね

祖父の他界に関する記事をもう少しだけ続けます

今回、きちんと感じて言葉で残そう、と決めたので。

 

夜21時に祖父他界の一報

→翌朝6:30に家を出てフライトで日本へ

→こちらの国入国規制の情報入手

→翌朝6:30に家を出てこちらの国に戻る、無事入国

 

自画自賛ですが、我ながらフットワークの軽い

良い動きが出来た、と思うのですが

色んな偶然が積み重なった結果、こうなりました

 

例えば、祖父が亡くなった日、

本当なら私は旅行に出ていて、帰宅は深夜の予定だった。

でも諸々の事情で旅行はやめた方が良いと思いキャンセルして自宅にいた。

もし旅行に行っていたら、翌朝のフライトには間に合わなかった。

 

急遽日本に一時帰国したけど、

本当だったらその週は友人との予定が目白押しだった。

でも私が住むマンションでコロナ感染者が出たという情報があり、

大切な友人に迷惑をかけるわけにはいかず

念には念を入れて、約束は全てキャンセルしてあった

だからすぐ動けたし、キャンセルの手配に悩まずに済んだ。

 

今住んでいる国の入国規制に関しては…

最初のきっかけはSNSの情報共有グループ内でシェアされた

近隣の国の入国規制の情報を見たこと。

この国がそうするなら、

私が住んでいる国ももしかしたら…と思い、

夫に相談を始め、県の担当窓口や大使館に

こういう事情だがコロナ検査は出来るか?と問い合わせをした。

検査は無理だ、分かった頃にSNSで規制が出たことを知った。

 

規制の開始までその時点であと24時間ちょっと。

今帰れば入国出来るけど、今帰らなかったらいつになるか分からない。

とても心苦しかったけど葬儀の参列をやめ、フライトを変更。

SNSで情報共有グループに入ってなかったら、

近隣国の情報を見てなかったら、

規制情報を良いタイミングで入手してなかったら、

動きが遅くて間に合わなかったかもしれない。

 

ちょうどお彼岸のタイミングだったからか、

祖父が亡くなった日から通夜まで実は4日間あって

日本に着いてからは毎日顔を出して手伝いをしていたので

親戚の人たちも「もう十分やってくれたから」と言ってくれたし、

私自身も少し気が楽だった。

(その後、入国規制開始日が1日後ろ倒しになり、

だったら葬儀に参列できたじゃん!と思ったのだけど…)

 

今動かなかったら、この先どうなるか分からない、

今動かなかったら、後悔する気がする、

理性というより勘だったけど

それでワガママを言ってしまったりもしたけど

結果、良かった。

悲しいし慌ただしかったけど、

良い時間を過ごせた、悔いはないと思える。

良いタイミングで無事戻って来れた。

 

これもおじいちゃんの計らいですかい?

 

祖父や親戚の人たちは40を過ぎた私に対して

今でも昔と変わらない感じで接してくれる。

良い意味で、子ども扱いしてくれる。

なので精神年齢が「子どもがえり」してしまった感じがする。

身体半分は(左脳は?)入国規制やコロナ等々で頭がフル回転したけど

もう半分は祖父との思い出や今回の親戚の人たちとの会話のおかげで

子どもの感覚に戻ってしまっていて、なんだかまだフワフワしている。