初孫、初姪、初従兄弟の子
祖父が他界し、お悔やみや通夜で色んな親類と久しぶりに会った。
盆と正月には必ず会う人もいるけど、
「昔は可愛がって貰ったけど
今はもう顔を合わせるのは誰かが亡くなった時だけ」
という人も多い。特に母の従兄弟など。
私は母方の親戚の中では「最初の孫、姪、従兄弟の子」なので
母の従兄弟などにも昔可愛がってもらった。
40をとっくに過ぎた私も
その人たちにとってはどうやら昔のままらしく、
私が子供の時と同じ呼び名、同じ雰囲気で声をかけてくれる。
その懐かしい口調がとても嬉しくて、幸せな気分になる。
私自身の感覚も、その人と頻繁に顔を合わせていた
子供の頃に戻る。
6つ離れた弟はその感覚がないそうで、
年配の人たちも残念ながら弟のことはあまり認識していない事を
今回いろんな人に会う中で気づいた
その点では初孫/初姪/初従兄弟の子として
愛情を注いでもらえた事をラッキーだったと思う。