祖父 逝く
入院していた祖父が亡くなった、と母からメッセージが来た
私は日本にいないのでお見舞いには行けなかったけど
皆が入れ替わり立ち替わり、顔見せしている、と聞いていたのに
祖父の最期の瞬間は誰も立ち合えなかったそうだ
94歳…だったかな?
誰にも立ち合わせなかったあたり、祖父らしい
「俺ぁそういうのは湿っぽいのはええわ」と笑う顔が目に浮かぶ
実感があるようで無い、無いようである
まだ今はボンヤリしている
心の準備は出来ていたからか、涙も出そうで、出ない
夕飯直後に知らせが来たので
歯を磨いて、食器を洗って、洗濯をして…
まずは頭を使わずに出来る作業を淡々とした
すごく不思議な時間だった ものすごく淡々としていた
1つ文句をつけるなら、コロナのこういうタイミング…
もう少し落ち着くまで踏ん張って欲しかったなぁ、おじいちゃん
約40年前に交通事故で他界したおばあちゃんに
やっと会えるね
年末にくれた手作りの干し芋 こっちで食べたよ
柔らかくて甘くて美味しかったよ ありがとうね
明日の朝の便で日本に帰る