あっちょんぶりけ

日々の幸せ、心のささくれ、外国語の勉強、レイキなどなど。

アンチ・流行り言葉

実は、流行り言葉が苦手です。流行語じゃなくて、言い回し、かな?

「綺麗な日本語を話しましょう」とか言う気は全くないです。私の日本語はかなり間違っているだろうし。ただ時々、みんなが突然使うようになった一部の言葉にすごい違和感を感じて、極力使わないようにすることがあります。それを他人に話すことは滅多にないので、一人静かに心の中で葛藤してる感じ?

 

それを最初に意識するようになったのは東北の震災の時だったかな?著名な人たちがインタビューを受けた時に「元気(笑顔や勇気もあったかな)を与えられるように」という言葉をよく使っていて、何かがモヤモヤした。いや、「何か」じゃなくて「与える」という言葉にすごくモヤモヤした。大切なのは気持ちや行動であって、言葉尻を捕まえて揚げ足取るようなことはしたくないので何も言わなかったけど… 最近では「元気を届けられるように」の方が多く使われているような気がして、私と同じようにモヤモヤした人がいたのかな?とちょっと思った。

 

使いたくても使い方がわからないのが「それな」。どーいうニュアンス?文字では見たことあるけど、耳で聞いたことはないかも。でもまぁ、40も中盤なので「それな」を使う機会はないと思われる。

 

ここ最近1番モヤモヤするのが「〇〇しかない」。「冷蔵庫にビールしかない」ってのじゃなくて「感謝しかないです」の方。「感謝の気持ちでいっぱいです」「心から感謝しています」じゃダメなの?なんで否定語を使うの?いつから、何がきっかけでこれを使うようになったの?ちょっとこの違和感はここ数年の中では1番強い。意図するニュアンスはわかる気もするけど、なんかイヤ。もう理屈ではないのです(笑)

 

そうは言っても「全然〜〜ない」を「全然美味しい、全然大丈夫」とか日常的に平気で使っているので、そのうち慣れるんでしょうけど。