あっちょんぶりけ

日々の幸せ、心のささくれ、外国語の勉強、レイキなどなど。

夫観察:上司が代わりまして。

結婚してそろそろ15年、未だに夫のことは掴みきれておりません。

というか、結婚を機に転職をして以来 仕事中心の生活をしてきたので(私が)「仕事が1番、夫が2番」という感じだったんです。帰宅も私の方が遅くて家事も夫の助けなしには成り立たず、でもそれが当たり前になっておりました。が。数年前、夫の転勤に伴い専業主婦になりまして、つい最近ふと「人生で初めて主婦らしくちゃんと料理をしてるかも」と思いました。そして同じく最近、ちょっと夫の変化に気づきまして。改めて妻として夫をちゃんと観察してみようと思った次第です、はい。

 

夫の変化とは。仕事の愚痴が出るようになりました、アハ。

夫は仕事の愚痴をほとんど言わない人で、たまに出るけど。それが上司が代わってから変わりました。大変みたい。前の上司は「外に厳しく中を守る」というか…仕事を受ける前に自部署が受けるべき仕事かどうか判断するタイプ。部下にとっては有難く、他部署にとってはちょっとやりづらい感じ?あ、でもアレコレ細かい人なのでそこは大変だったみたい。今度の上司は真逆で、仕事はなんでも受け付けて、でも自分は手を動かさない、外から受けて、部下にそのまま受け流す。部下、丸かぶり。

上司が代わったのと同時に、同僚も代わりまして。現在は前任者の後任で入ってきた新人Aと同僚Bと夫の3人組。新人Aと同僚Bが前述の「仕事丸かぶり」被害の中で少々険悪になっているらしく。新人Aは夫に頼る。夫は面倒見が良い人なのでAに目を掛けてきたけれど、先日ポツリと言ったのが「最近ちょっと同情出来なくなってきた…」。

 

普段 滅多に人を悪く言わない人なので(思っても口に出さない人なので)、こうやって言葉を発するということは「既にある程度溜まってる」いうこと。新人Aと同僚Bの展開も気になるけど、私としてはこういう夫のサインを冷静な目で発見したのが大変興味深かった。

愚痴を言うようになる前に、少し兆候があったのです。晩酌のお酒の量が増えたな、とか、なんか普段と違う話題だなぁ、とか。一般的な話と思って聞いていたら、後日出てきた愚痴が関係していた。なるほどね、そうなのね。

 

我が家は子供がいないので夫婦二人暮らし。でもどの家族もそうだけど、実際に一緒にいる時間は意外と短い。40代も半ばなので人生は折り返し、多分この先も2人で歩いていく事になる。私は事あるごとに「違う人間だから」と思ってきたけれど、そろそろちゃんと理解して、あわよくばうまく操れるようになりたいな、と思う今日この頃です。