あっちょんぶりけ

日々の幸せ、心のささくれ、外国語の勉強、レイキなどなど。

ちゃんと聞く、共感する

時々目にする言葉。

女性(含:彼女や妻)との会話に関する男性へのアドバイス

・女性の話に落ちや結論を求めてはいけない、

 なぜなら女性が求めているのは共感だから。

 

男性の扱い(特に恋愛系)に関する女性へのアドバイス

・男性の愚痴に対しては、労をねぎらってあげましょう

   具体的なアドバイスは不要、という意味合いで。

 

結局のところ、性別に関わらず、人が話をする時に

聞き手に求めているのは共感なんだと思う。

同意や賛成はしてくれなくても、

「大変だね、頑張ってるね、応援してるよ」的な

子どもの頃、大人が一生懸命話を聞いてくれた時のような。

他愛もない話を、ウンウンって聞いてもらえること、

オチがない話をしても大丈夫な関係性。

 

こういう話が「人付き合いのアドバイス」として

ネットや本に書かれたりするのは、

そういう誰しもが無意識に持っていそうな願望を

人は付き合いが長くなるにつれ、

他人に対して疎かにしがちだからなのかな。

 

何が言いたいかというと、同性でも異性でも

友達の話ならちゃんと聞いてちゃんとリアクションも返すのに、

付き合いが安定してきたパートナーや配偶者に対しては

なぜか「で?だから何?」「オチは?」と厳しくなる。

或いは、友達からのアドバイスは「ナルホドね」と聞くのに、

パートナーや配偶者からのアドバイス

「分かってないなぁ」「アドバイスが欲しいわけじゃないんだよ」

的に、迷惑そうにしたりする。

 

どんな話でも、その状況を知らない人には

分かりやすい部分をかい摘んで話すでしょう。

だから詳細が伝わりにくくて、

聞いてる方は「?」となったりする。

その時、聞き手が「ん?どういう事?」と質問を挟んで

詳細を聞いていくかどうか。

その質問が入る事で話し手はきっと

相手が自分の話をちゃんと聞いてくれている感じるのでしょう。

 

一方話し手は、自分の言いたい事はちゃんと聞いて欲しいけれど、

人によって話すことで欲求が満たされ、

聞き手からの共感以外のアドバイスやコメントは

興味がない、聞く耳を持たない…なんてこともあるのかな…

 

で、それは、多分お互い様で、

自分が話し手の時はちゃんと聞いて欲しいけど、

聞き手の時はちゃんと聴き込む辛抱強さがなくて

「簡潔に分かりやすく話して」とか思ってしまう、とか。

 

うーーーん、全然話がまとまりません(笑)

なんか急にこんなことを思いました。

性別や付き合いの長さ、関係性に関わらず、

恋愛や人付き合いのテクニック、なんてレベルじゃなく、

人は誰かの共感を求めているの気がするなぁ、と。

今から人に会うので、「ちゃんと聞く、共感する」ことをテーマに

会話を楽しんでこようと思います。

 

日本は連休真っ最中ですね。

ずっと一緒にいるとケンカがちになる…なんて方、

ちょっと「意識して聞く」ってことにトライしてみてはいかがでしょ。

では。