あっちょんぶりけ

日々の幸せ、心のささくれ、外国語の勉強、レイキなどなど。

「お子さんは?」という質問に対しての正解

*少し暗い記事のように思われるかもしれませんが、

書いている本人は特に暗い気持ちにはなっておりません。

ただなんとなく、思ったことを書き留めてみた、程度です。

(こういう話を表立ってできる相手も限られているので)

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以前書いたことがありますが、私と夫の間には子供はいません。

出産も妊娠も経験がありません。不妊治療もしていません。

子どもが嫌い、欲しくないってことではなく、

かと言って 是が非でも欲しい ってことでもない。

欲しいな、と思ったこともあるけれど、

不妊治療には うまく言葉にできない違和感を感じていて。

病院の検査で原因を知り、

妊娠出来る可能性がどの程度かを知った上で

現在に至ります。

 

40代ともなると色んな場で話の流れで

初対面や知り合って間もない方から

「お子さんは?」という質問をされる機会があります。

「お子さんは(いるの)?」とか

「お子さんは(何才)?」とか。

私自身は、そう聞かれること自体には抵抗はないので

そのまま「うち、子どもいないんです」と応えます。

ただ…

その後 話が変な方に流れそうになることがたまにあります。

 

知り合いの誰かが、どこそこの病院、どこそこの漢方薬で授かったから

もし良かったら紹介してあげる とか、

どこそこの宗教の教えを守って授かった、とか。

あるいはその方の身の上話(結構ディープな話)とか。

 

善意で言って下さっているのは分かっています。

コレはあくまで、私の感じ方の問題。

 

ただ、単純な「家族構成」の会話なのに、

「うちは男の子が1人」って答えるのと同等レベルのはずなのに

「うちは子どもがいない」という言葉には

妙な「プライベートな話を打ち明けた」感がある気がします。

だから、「お子さんは?」と私に質問した方も

「あら、そぉ……」と一瞬 間があく気がする。

そして「男の子が1人」「女の子が2人」とかって

答えた場合とは違う空気感になっていく…気がする。

 

善意で言って下さってるのは頭ではわかるんですが、

「そこはスルーでいいんだけどな」と思ってしまう。

決して相手の方に非はない。宗教や健康食品の勧誘であっても、

もしかしたら、その方は100%善意で言ってくれているのかもしれない。

でも私、その事で悩んでいないし、救いを求めていない。

なのになぜか、ネタを提供してしまったような

そんな変なモヤモヤが残ります。

「お子さんは?」って質問しないでって意味じゃないんです。

「子どもがいない」という回答は軽く流して欲しい。

 

最近は間髪入れずに

「悠々自適な二人暮らしなんです、いいでしょ」などと

自分で笑って流すようにしていますが、

こういう風にアレコレ感じてしまう事も変なので、

こういうモヤモヤを感じないようにするためには、

「お子さんは?」との質問にどう応えるのが正解なのかな、

と思う今日この頃です。

「ナイショです」って言ってみようかな(笑)